ル・コルビュジエに師事し、日本のモダニズム建築を牽引した建築家、坂倉準三が手がけた「中産連ビル」のアクリルスタンドのデザインを担当しました。
いつかビルのアクリルスタンドをつくってみたい、つくるなら中産連ビルがいいなぁと常々思っていたところに、中産連ビル社さんから直々に制作のオファーをいただきました。
中産連ビル社が主催するイベントのノベルティとしての制作です。

アングルは1963年に撮影された竣工写真を参考にしています。
まだ新館がなかった頃の、出来町通側から撮影した南面のファサードです。
イラストのテイストは、1974年築の新館ができた頃に描かれたパースをオマージュしています。
窓のサッシは竣工当時のスチールサッシではなく、2000年に交換された高性能の樹脂サッシを描いています。
こちらはBRUTUSの窓特集にも提供した東側の写真です。
空を反射して水色に輝く、白いフレームのポツ窓がとても印象的ですよね。

→窓マニアたちが集結!街で見つけた #わたしの推し窓 自慢 |BRUTUS
タイルも実際の大仏タイルの色むらをイメージしています。
青磁色、カーキ、織部色など、さまざまな色合いのタイルが1枚1枚センスよく貼られています。

竣工当時の姿と、その後大切にメンテナンスされてきた今の姿をMIX。
中産連ビルの誇らしい姿を、アクリルスタンドで表現しました。

イベント参加者のみなさまにはサプライズでプレゼント。
大盛り上がり&大好評でとてもうれしかったです。
中産連ビル社のみなさんとは名古屋渋ビル研究会の活動を通して長いお付き合い。
私たちの事務所も、中産連ビル新館に構えています。
名建築の隣で、名建築のアクスタを眺めながら過ごせる幸せを噛み締めています。

